【学研CAPA 2008年01月号 巻頭特集見開きとびらカット】

これは合成写真です。誌面ではデザイナーさんが写真を合成して掲載されていますが、上の写真は私が合成して再現してみました。誌面とはちょっと違うカットを使用してますが、基本的には似たような感じの仕上がりです。写真は真ん中(ページの“のど”)で右ページと左ページで背景を変えてます。カメラを動きのある感じ、ブレで動感を演出して撮りたいという担当者のイメージだったので、スローシンクロで撮りました。某公園にページ担当者と行き、カメラを三脚に固定し右ページ側の背景を決め、上のカメラを撮影→そのままの背景で下のカメラを撮影→左ページ用にカメラを左に振り背景を変え上のカメラを撮影→下のカメラを撮影の順に進めていきました。難しかったのは、カメラがフレーミングの中に入ってくる位置や撮るタイミング、ブレ具合、カメラの向き、ストロボ発光量と背景の明るさとのバランスなどで、担当者が実際にカメラを持ち、カメラを振り、画面の中に入れて撮っているのでリアルな感じに仕上がっています。

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