【学研CAPA 2007年04月号 巻頭特集見開きとびらカット】
このカットは、紙を破いて穴を開け、カメラが数台見える感じで撮りたいという担当者のイメージで撮影したカットです。見開きとびらを1カットで撮影(合成写真ではありません)。 あらかじめ大まかに被写体になるカメラを並べます。次にラシャ紙に穴を開けビリビリと破ります。はじめに大きい穴にしてしまうと調整が大変なので、まず小さめに開け、穴の位置、被写体になるカメラの見え方を見ながら紙を固定します。その後、撮影するカメラの位置や焦点距離、穴から見えるカメラの大きさや位置などを確認しながら、穴を大きくしたり、撮影するカメラの位置や焦点距離、被写体のカメラの位置や並びなど微調整して撮影しました。誌面ではタイトル文字がドーンと載り、ほかにもキャッチ、リードなど文章も載っています。そのため、このような撮影ではあらかじめ、文字スペースを確保しながら撮影し、誌面デザイナーさんに文字などを配置(レイアウト)してもらい、誌面全体を整えてもらいます。